テーブル上で行うマジックのことをテーブルマジックと呼びますが、一般にクロースアップ・マジックの中に分類するので少人数向けのマジックだと思われがち。
しかし見せ方によっては一度にかなり多くの人に観てもらうことが可能。

ステージマジックやパーラー、サロンマジックなどでは舞台などで客よりも高い位置で演じたりすることが多いけどテーブルマジックの場合、テーブルの上でカードなどを見せるので観客の目線よりもテーブルが低くなければならない。
なので舞台などは無い方がいい。

客席はテーブルから遠くになるほど角度がなくなってテーブル上が見づらくなるので劇場や映画館のように客席が階段状になってて遠くになるほど高くなっている方がいい。

テーブルが真ん中にあって横から180度ぐるっと囲って円形劇場のような所があればいいね。
あまり遠くになると見えなくなるので観客席はなだらかでなく、急勾配がいい。

テーブル上を映し出す装置があれば普通の広い劇場などでも演じることが可能。

YoutubeやDVDなどにテーブルマジックをやっているところがあったのでキャプチャーを撮ってみた。

アメリカのマジシャンがスクールでテーブルマジックの風景、観客席
アメリカのクロースアップマジシャンが学校でテーブルマジックをやっている風景。
6列、1列20人ほどいるようなので全部で120名ほどいそう。
椅子は体育館の応援席だろうか?
日本でこういった観客席がある学校はあまりなさそう。
後ろの席の子だとトランプのマークや数字の識別が難しくないのかなと思うのだけどちゃんとリアクションをしているのでこれぐらいまでならなんとか行けるんだと思う。
アメリカのマジシャンがスクールでテーブルマジックの風景
同じアメリカのマジシャンがミドルスクールでテーブルマジックをやっているところ。
テーブルを3列半円に囲み、テーブルの横に1名ずつ座って手伝ってもらっている。
30名ほどいそう。
床がフラットな教室みたいなところなので椅子は3列ぐらいまでになる。
スペインのマジシャンのテーブルマジックショーの観客席
これはスペインのマジシャンのショーの模様を撮った映像。
真ん中が空いていて両脇6人6人3列で36人ほど。
席が段差になっているのでテーブルが見やすいと思う。
マジックキャッスルのテーブルマジックショーでの観客席
アメリカの有名なマジックキャッスルと言うマジックのショーが楽しめる場所。
ココは1列6人3列で、両脇に2人いて合計20名ほど。
アメリカのマジシャンが劇場でテーブルマジックをスクリーンに映して披露
アメリカの有名なマジシャンが舞台のある中規模ほどの劇場でテーブルマジックを披露している。
客席からはテーブルの上が見えないので映像をスクリーンに映している。
こういった装置があればテーブルマジックでも100名以上の大人数に対応できる。

ここからはツイッターで見つけた画像を貼っておく。

テーブルを円形で囲んで2列目までが椅子で3列目は立っているようだ。
40名ほどいそう。

凄く見やすそうな劇場だね。80名以上いそう。

3列でテーブルを囲むように半円になっている。

https://twitter.com/DaniDaOrtiz/status/568945084206415873

プロジェクターがあるといいね。

日本の二川さんの海外でのレクチャー風景。

結構な人数がいますね。
やっているのはテーブルマジックじゃないけどここならテーブルマジックであっても大丈夫そう。

結論としてフラットなところだと30名ぐらいまで、立ち見を入れれば50名位までは行けそう。
階段状の劇場などであれば最大100名強まで対応できそう。

日本にもテーブルマジックのやりやすい円形劇場が増えたらいいなと思うのだった。

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