アメリカのマジシャン ジョン･バノンのペンギンライブがあった。
今回2回目で前回は2016年の10月。(今日は2019/07/22)
世界的に有名なクリエイターだね。今回はすべてカードマジック。
少し短かったけど内容は良かった。
見たので内容や感想などを記載したいと思う。
John Bannon LIVE ACT (Penguin LIVE)
Line of Sight
カード当て。
特に凝った演出はなく客の目線で当てるような感じかね。ストレートなカード当て。
グリンプスを使っているのだけど｢Steve Draun｣の｢FAN GLIMPSE｣というのだ。私は以前に見ているはずなのだけど全く記憶になかった。
2回当ててて2回目は間違えてコールするなんてことをやっている。
この2回目に次のマジックのセットをしている。
カルを使わずに自然にセットできるのがいいね。
ファンはプレッシャーファンを使っている。
Directed Verdict
客がカットしたところから4Aの出現
｢Final Verdict｣だね。
昔のVHSの「Impossibilia」でもやっていてその時のバージョンが｢Directed Verdict｣。
「Impossibilia」のときとは最後が違うが前回は「Impossibilia」のやり方がいいかなと思ったけど今回はこちらのほうがいいなと思った。
ジョン・バノン カードマジック Dear Mr.Fantasy P84
Twisting the Aces
ダイ･バーノンの｢Twisting the Aces｣。通常の手順の最後のスペードのAのところで裏になったり表になったり全部が裏になったり表になったりと手順が追加されている。
｢Twisting the Aces｣だけだとちょっとあっさりしすぎていると感じますが手順を追加したことで良くなっているように感じる。
Secrets and Mysteries of the Four Aces
Aceをパケットに挟んでいきデックに戻すけど1枚ずつまた出てくる。
広げると1枚だけ表替えっていたり何枚目から出てきたりします。
Moricle
前の手順で3枚まで出てきた後がこちらのようだ。最後のAceがリバースフェローで出てくるが途中で捨てたパケットのトップをめくるとロイヤルストレートフラッシュが出来ている。
これで演技が終了。
Dr.Daily’s Four Ace trick
これは前回も演っているが今回は解説の中で演っている。
4枚のAceのスペードとクラブが手を交差すると入れ替わると思わせて手元にある赤いカードと入れ替わっているというマジック。
とてもいいマジックで前回見てから私のレパートリーに加わった。
前回と比べると短く少ない
今回客の前でやる演技が15分ちょっと､解説入れても全部で70分ちょっと。前回も2時間15分ほどなのでそんなに長くないけど70分ちょっとはかなり短いね。
作品はいい作品が多いけどもう少し多くても良かったのではとも思ってしまった。
なにせいい作品がたくさんあるのだから。
少し元気がなかった？
あんまり元気が無いように感じた。歳もとったなと少し思った。少し痩せたかもしれない。
前回は太り気味で体調を心配したけど今回は元気が少し無いように感じたので心配。私の思い過ごしならいいのだけど
天才的なクリエーターなので元気で長生きしていい作品をたくさん残していってほしい。
握手している方は司会のダン・ハーラン。この方もマジシャン。後ろ髪をずっと伸ばしていたけど最近切った。
ジョンバノンと言うマジシャン
この人は普段はシカゴで活動している弁護士でアマチュアのマジシャン。とは言ってもそこら辺のプロよりも稼いでいると思うが。
とにかく本を書いたりDVDを出したりと色んな作品を作っている。
どれもそれほど難しくはなくそれでいて効果がすごいという作品が多い。
世界的に知られている。
作品はクロースアップが主なので今回のようなパーラーサイズの演技はあまりなれていない感じ。
とてもダンディーな方で日本の年配のアマチュアマジシャンにも色々と参考になるかとおもいます。
総評
少し短いので人によってはそこが不満に感じると思う。
ただ作品は悪くない。
｢Line of Sight｣と｢Twisting the Aces｣は演ってみたいと思うし前回と同じだけど｢Directed Verdict｣｢Dr.Daily’s Four Ace trick｣もレパートリーに入っている。
なので満足だけど出来たらもう1つ2つ実演が見たかったなーというところ。
参考になれば。