ペンギンライブでエリック・エヴァンス と言うストリートマジシャンのアクトを観たので感想、レビューを書いてみた。

Eric Evans LIVE ACT (Penguin LIVE)

私はこのマジシャンを知りませんだったけど主にストリートなどで活躍しているマジシャンだそう。

私はストリートパフォーマンス、大道芸用のアクトがああるのだけれどそれは同じくストリートマジックで活躍していたセリーニ(Jim Cellini)の演技を参考にしている。

で、そのセリーニととても似た演目なので興味が湧いて見ることにした。

セリーニはスライディーニーのお弟子さのだけどこの方もお弟子さんかはわからないがかなり影響を受けているマジシャン。

アクトの内容

以下アクトの大体の内容。

  • ハット(帽子)を使ったギャグ
  • シルクが消えたり出現したり
  • ウォンドが消えたり出現したり
  • コイン、ジャンボコインの演目
  • 指が袖を貫通
  • ロープ切り
  • カードツーポケット
  • 帽子から客のカードが飛び出すカード当て
  • ペーパーボールオーバーザヘッド
  • 靴から石
  • 口からボール(演技のみで解説なし)

こういった演目では最後にカップアンドボールをやることが多いだけどこの方は口からボールが最後の演目になっていた。

絵を見るとカップは持っているのでもしかしたらやることもあるのかもしれないけど。

気になったアクト

ハット(帽子)を使ったギャグ

小ネタだけど面白い。帽子に腕を入れていくと腕が消えていく演出。

手の先のほうが消えるのと、腕が消えちゃうのと2つやっている。

練習したいと思う。

ウォンドの消失

消し方は少し変わっている。消している最中に持ち替えたりしている。最後はがま口の財布から出てくる。

セーターの袖に指が貫通

これは面白い。即レパートリーに入れた。

これはコインが出現した後に消えて袖から出現させている。その後に袖に指を貫通させている。ウケているし客の服装などによりますが状況が合えばやりたい。

ロープマジック

1本から始まって3本になって3本のロープの長さが変わる有名な手順。

3本のロープの改めがとても参考になった。

ジャンボコイン

ジャンボコインは売っているジャンボコインではなく丸い銀の板を使っていた。音がいいようなことを言っていたような。

そういえばセリーニも銀板か鉄板かわからないが使っていた。

そう考えるとわざわざジャンボコインを買うこともないかなと思った。ただちょうどいいサイズの丸い銀板が売っているのかどうかがわかりません。探してみようと思う。

因みにこの方はジャンボコインのルーティーンのDVDも出しているようだ。ただ現在ではあまり売っていないようだった。

ハット(帽子)から客のカードが飛び出す

これはおそらく初めて見たけどとても気に入った。

ハットから客のカードが飛び出す。

下から弾いているのであまり分厚くないハットがいいと思う。

パーラーの環境などでもやってみたいなと思った。

因みに左手でブレーク後に左手の小指でずらしてからダイアゴナルパームシフトをしている。

私はこれを結構長いこと練習しているがどうしても完璧に出来ない小指の先が小さいからか滑ってしまうことが多い。うまい方がいたらコツを教えてね。

ペーパーボールオーバーザヘッド

スライディーニーのやり方と似ていた。

トイレットペーパーを使っている。

最後にハットを消すのは参考になった。

コインが片膝、両膝を貫通

小指を使う天海ピンチ((ゴッシュマンピンチ)小指でのバックパーム)を使うのだけどやってみた所、やはり左手がぎこちなくなる。両手で同じ様に出来るように練習しようと思う。

ロック(大きな石)が靴から出現

これはいいね。ドリンク瓶が出てくるのはよくあるが石の方が説得力があるように思った。(もしかしたら最初から石が入っていたのと思わせる説得力)

すぐにやりたいだけどどこかでちょうどいい石を探してこなければならない。こういう時は都心に住んでいると不利だね。

口からボール(演技のみで解説なし)

通常こういったストリートマジックのトリネタにはカップアンドボールが多いのだけどこのマジシャンはよくある口からボールをトリネタにしている。

カップアンドボールと違い、テーブルが無くてすむのが利点だね。

中盤からボールを出して伏線を張って盛り上げていく。

最後に大きなボールが出てくるのもカップアンドボールと類似している。

解説がないのは少し残念。

見ればコピーできますがやはり解説をしていない演目をコピーするのは気が引ける。

しかしいいネタなので自分なりの方法を見つけてやってみたいなと思った。

注意点

マジシャンは昔のタイプと言う感じなのかそれほど詳細に解説してはいません。

まあ昔のマジシャンは見て芸を盗むという感じだろうか。

最近の懇切丁寧な解説に慣れている人だと少し不満かもしれない。

私は元々の種を知っているので困ることはないけど初心者の方などだとどうやっているのかわからないというところもあるかもしれない。

そもそも定番的なところは解説を飛ばして重要なところだけというところもある。

理解が出来ない場合はセリーニなど他の方のレクチャーDVDの購入が必要になるかもしれない。

ストリートマジシャンが使っているケース

マジシャンが使っているケースだけど上に乗っかっても大丈夫な丈夫なケース。

よく見る形だけど名前は「ペリカンケース」と言うそう。

この上に乗って演技をすることで観客に見やすくそして目立つ。

私はグローブ・トロッターのスーツケースを何種類か持っているしそれは紙製だけど丈夫なので上に乗っても大丈夫ということになっている。

でも値段もするので上に乗っかる勇気は無い。

雑に使えていいなと思ったので私も1つ欲しくなった。

あまりやる機会がありませんがストリートマジックや大道芸の依頼を待っているよ。

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